ピロリ菌って?
胃の中に住みついている細菌で、40歳以上の日本人では70%〜80%の感染率と言われています。
胃に住みついたピロリ菌が産生するアンモニアやたんぱく質により胃の粘膜を傷害し、長期的には慢性胃炎を引き起こすと言われています。
ただしピロリ菌がいても、胃潰瘍や胃がんになりやすくなるというはっきりした因果関係は証明されていません。
潰瘍がない場合は除菌に保険適応はなく、除菌した後に逆流性食道炎を起こす方もいらっしゃるため、現在のところは必ずしも除菌をする必要があるかどうかは判断が難しいところです。
ピロリ菌の除菌が勧められるのは、ピロリ菌を持っていて再発を繰り返す胃潰瘍十二指腸潰瘍の患者さんです。
除菌の方法は、ある種類の抗生物質と抗潰瘍薬を1週間飲んでいただきます。成功率は色々な報告がありますが、60%〜70%のようです。
除菌できたかどうかの確認は当院では内視鏡検査にて潰瘍の経過観察とともに4〜8週間後に行います。